◆ AI Reg Atlas About

🇮🇳 インド

横断法なし(MeitY勧告+IndiaAIミッション。規制より振興優先)

提案 ソフトロー 最終確認 2026-10-16 / 最終変更 2024-03-15 最新の更新 3日前

0 EUより厳しい EU準拠では不足。追加対応 1 EUより緩い EU準拠でカバー済み 2 規定なし EU準拠で自動カバー 2 独自規定 見落とし注意。個別対応

この国の最近の更新

🇮🇳 インド その他 報道 解説あり 印電子情報技術省(MeitY)、IndiaAIミッションで1万基のGPU調達を開始
  • WHATIndiaAIミッション下で最大1万基のAI計算資源(GPU等)を調達する事業者登録要請書(RFE)を公表。
  • WHO電子情報技術省(MeitY)傘下の先進計算開発センター(C-DAC)およびAI計算サービス提供事業者
  • WHEN2026年10月7日にRFE発行。選定企業提供の計算基盤は行政機関や研究者、新興企業等に提供予定。

インド電子情報技術省(MeitY)傘下の先進計算開発センター(C-DAC)は、IndiaAIミッションに基づく計算インフラ整備のため、最大10,000基のAI計算ユニット(GPU、TPU等)を提供するサービスプロバイダーの事業者登録要請書(RFE)を発行した。要件として、データ、メタデータ、ログ、バックアップ等のインフラをすべてインド国内に配置することや、C-DACのデータを他顧客と論理的・物理的に隔離することなどの厳格なデータ主権遵守が求められている。調達された計算資源は政府部門、学術研究機関、スタートアップ向けの大規模モデル訓練や推論に活用される予定である。

SO WHATインド政府の計算資源提供事業では国内データ配置や物理・論理的分離が厳格に求められ、現地基盤選定に留意が必要となる。

🇮🇳 インド その他 報道 解説あり インド証券取引委員会(SEBI)、資本市場向けAI利用指針を公表へ
  • WHAT資本市場向けAI・機械学習の責任ある利用指針を近く発行すると表明
  • WHOインド証券取引委員会(SEBI)
  • WHEN指針は近日中に公表される見込み

インド証券取引委員会(SEBI)のトゥヒン・カンタ・パンデイ委員長は、資本市場におけるAIおよび機械学習の責任ある利用に関する指針を近く公表すると明らかにした。新枠組みは段階的アプローチをとり、明確な説明責任、データ統制、キルスイッチ、人間の監視(Human oversight)を盛り込む方針で、証券監督者国際機構(IOSCO)のAI監督ツールキットとも整合させるとしている。

SO WHATインド資本市場に関与する金融事業者は、キルスイッチや人間の監督を含むAIモデルガバナンス要件への対応準備が必要となる見込み。

🇮🇳 インド ガイドライン案 報道 解説あり インド電子情報技術省(MeitY)、1か月以内にAI規制の意見募集文書を公表へ
  • WHAT安全性やディープフェイク対策に焦点を当てたAI規制の意見募集文書の公表
  • WHOインド電子情報技術省(MeitY)のアシュウィニ・ヴァイシュナウ大臣
  • WHEN2026年11月頃までに公表され意見募集が開始される予定

インドの電子情報技術省(MeitY)のアシュウィニ・ヴァイシュナウ大臣は、2026年10月8日、1か月以内にAI規制に関する意見募集文書(コンサルテーション・ペーパー)を公表すると発表した。この文書では、AI利用の「安全性」「ヒューマンファースト」「スケール」「包摂性」「ディープフェイクなどの社会的危害」の5点に焦点を当てる。また、法的な対応にとどまらず、技術と法を組み合わせた解決策(techno-legal solutions)を模索し、サイバーセキュリティやディープフェイク等については業界自身が主要な責任を負うアプローチを提示する見込みである。

SO WHATインド政府がこれまでの放任姿勢からAI規制法制定に向け舵を切ったことを示しており、今後の法制化の方向性を占う重要な転換点となる。

7軸詳細

01 リスク分類 法定のリスク分類はない。AIガバナンスは省庁勧告(advisory)ベース。

横断的AI法は存在せず、電子情報技術省(MeitY)が必要に応じて勧告を発出する運用。AIガバナンス・ガイドライン策定の検討は続くが、拘束的なリスク分類は未制定。デジタルインディア法(DPDP法に続くIT法置き換え)は停滞中。

一次ソース ↗

02 禁止用途 AI固有の横断的禁止リストはない。IT法・刑法・選挙規則で個別対応。

EU第5条相当の禁止規定なし。ディープフェイクはIT法の仲介者責任ルール(due diligence)と削除要請で対応。

一次ソース ↗

03 汎用AI義務 法的義務なし。2024年のMeitY勧告が「信頼性の低いAI」へのラベル付け等を求めたが拘束力は曖昧。

2024-03のMeitY勧告は未検証AIモデルの公開に政府許可を求める内容で物議を醸し、すぐに緩和版へ差し替えられた(ラベリング推奨へ)。法的義務としてのGPAI規制はない。

一次ソース ↗

04 透明性 合成コンテンツの法定表示義務はない。仲介者向けデューデリジェンスでディープフェイク対応。

EU第50条相当の義務なし。IT Rules 2021のデューデリジェンス義務を通じ、プラットフォームにディープフェイク削除・ユーザー告知を要請する運用。

一次ソース ↗

05 罰則 AI固有の罰則はない。IT法・DPDP法(最大250億ルピー)の制裁が間接適用。

AI固有の制裁体系なし。データ関連はDPDP法2023(施行準備中)の制裁金が将来の実効手段。

一次ソース ↗

06 執行体制 AI専属の監督機関はない。MeitYが政策・勧告、IndiaAIミッションが振興を主導。

MeitYが政策の中心。IndiaAIミッション(2024-03閣議承認、約1.03兆ルピー)が計算資源・人材・スタートアップ支援を推進。規制機関ではなく振興機関が主役という構図。

一次ソース ↗

UNIQUE 独自規定あり: 勧告(advisory)による機動的介入 / IndiaAIミッションの公共計算資源(下の差分リスト参照)

EU AI Actとの差分

EUより厳しい 0件

該当なし

EUより緩い 1件

  • 拘束力 — 勧告ベースで横断法なし。振興優先のスタンスを公言 出典 ↗

規定なし 2件

  • 禁止用途リスト — EU第5条相当の横断的禁止規定なし 出典 ↗
  • リスク分類・GPAI義務・表示義務 — いずれも法定制度なし 出典 ↗

独自規定 2件

  • 勧告(advisory)による機動的介入 — 法改正なしで省庁勧告を出し、反発があれば差し替える運用。予見可能性は低いが速い 出典 ↗
  • IndiaAIミッションの公共計算資源 — GPU共同調達・公共データセット等、規制でなくインフラ供給で主導権を取る設計 出典 ↗

タイムライン

  1. MeitYのAIモデル勧告(許可制→ラベリング推奨へ緩和) 出典 ↗

  2. IndiaAIミッション閣議承認(計算資源・人材へ大型投資) 出典 ↗

  3. DPDP法(デジタル個人データ保護法)成立 出典 ↗

出典一覧